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市川昌(江戸川大学名誉教授・日本キリスト教所沢教会員)
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クリスマスの礼拝の信徒の集いで見ていただいたイタリアのルネサンスの画家ボテイチェリの聖母子の絵画です。2024年は世界的にはウクライナ戦争、ガザの中東戦争など波乱の年でした。所沢教会でも高齢者会員が多く、亡くなられたりご病気で欠席者が続き寂しくなりましたが、礼拝に若い中高生が参加してくださることが多くなり感謝です。ぜひ多くの礼拝参加者が来てくださることを願っています。謹賀新年新しい年を迎え、聖母子の絵画に平和と愛の世界が造られることを祈ります。
この美しい愛に満ちた聖母子像を描いたのは15世紀のイタリアのルネサンスを代表する画家サンドラ・ポテイチェリです。聖母子像がヨーロッパのキリスト教会に盛んに描かれたのは、15世紀から16世紀のルネサンスといわれた人間復興の時代になってからです。それまでの中世の教会は、聖書の教義解釈に追われていましたが、ルネサンス時代に教会の内部装飾の壁画の主題も、美しい聖母子像に代わって、多くの信者たちの祈りの場が明るく輝きました。
クリスマスは聖母マリアの御子イエス誕生を祝い、聖母子像を崇める日です。
サンドラ・ポテイチェリは、イタリア北部のフィレンツエに生まれ、豪商のメディチ家に宗教画家として仕えたルネサンスの巨匠です。ポテイチェリの師匠は、美しい家族愛の聖母子像で知られたフィリッポ・リッピで、師匠ともども神の栄光を称えて、聖母の優しい母のイメージと、神の子でもあるイエスの幼少期の可愛らしさを強調して描いたのです。日本の教会でもクリスマスと新年を祝い
聖母子像が伝える平和を求め愛の世界を願い、皆さんと一緒に祈りたいと願っています。
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| 2025年1月 |
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